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昨今のSNSの絡みもあるので、今回の記事ではこれからウェブサイトを新規で開設したりリニューアルした際にまず始めるべきことを自分の感じるままにまとめて見ました。
なお今回は、3月中旬に弊社の自社サービスサイトとして立ち上げた「日本の城めぐり(http://www.oshironavi.com/)」をモデルにしたいと思います。
ウェブサイトへの入り口を確保しよう!
ユニークユーザーの確保やページビューの獲得は、つい最近までは検索エンジンや別のサイトからのリンクを頼みでしたが、今日のソーシャルネットの台頭によって別のルートからも確保できるようになりました。
中でも「Twitter」や「Facebook」など、すでにメジャーなソーシャルネットワークも無料で利用できることから、是非アカウントを発行してウェブサイトうまく連動を図ることでアクセスアップに繋げて行きたいものです。
そこで、参考サイトである「日本の城めぐり」を元に一つの例をご説明いたします。
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ソーシャルネットワークのアカウントを作成!
・Twitterの場合
ウェブサイトのブランディングという視点からとドメインにもちなんで「shironavi」というアカウントで作成しました。
・Facebookの場合
今回の「日本の城めぐり」はウェブサイトそのものを訴求したいので、Facebookページで連携することとしました。幸い私の個人アカウントがありましたので、そこからFacebookページ「日本の城めぐり」を作成しました。
なお、Facebookページを開設するには個人アカウントが必要となるので、お持ちでない方はまず「個人」のアカウントを作成しましょう。
個人のアカウントが作成できれば簡単にFacebookページを開設することが可能となります。
作り方ですは他社サイトですがこちらをご参考ください。 ⇒ http://ascii.jp/elem/000/000/586/586914/
これで更新されるコンテンツを常にSNSというステージでも配信できる準備が整いました!
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ウェブサイトとSNSの連動できるよう仕組みを作る!
連動といっても、ウェブサイトで更新があった場合、SNS側には手動で投稿またはシェアすれば済む話ですが、更新そのものが沢山あったり頻繁に発生したりすると、都度手作業となると大変な労力になります。
そこで、ウェブサイト側に更新が合った場合に自動的にSNSにも情報が公開されるようなロジックを作成してみます。
※以下はブログツールで作成するよなウェブサイト前提となってます。申し訳ない!!
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日本の城めぐりはCMSである「MovableType」をベースに構築されております。
そこで、色々な情報が更新された際、スタティックなページとは別にxmlも生成されるように設計しました。
これでフィードとして配信できるよう下準備が完成です。
ちなみにオープンソースやブログツールなどでフィードとなるxmlファイルを出力させる際、連携させたい情報など出力する内容を細かく調整することもできると思います。皆さんの一工夫で様々な情報が配信可能になります。
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次に、配信できるようになったフィードを使って各SNSに読み込みます。
Twitterの場合
Twitterにはフィードを読み込む機能がないので、クライアントツール(Twitterとフィードの結びつけてくれるようなもの)を利用します。
日本の城めぐりでは「dlvr.it」という外国のクライアントウェブサービスを利用して連携しています。
設定方法についてはこちら ⇒ http://gigazine.net/news/20100523_dlvrit/
Facebookの場合
Facebookには配信されるフィードをそのままシェアできるアプリが沢山あります。
日本の城めぐりでは、その中から「RSS Grafitti」というアプリを使って連携しています。
設定方法についてはこちら ⇒ http://facebookapps.jp/rss-graffiti/
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日本の城めぐりはCMSである「MovableType」をベースに構築されております。
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SNSに登録しているユーザーにフォローをリクエスト!
どのSNSも、最初にアカウントを作ってからはなかなかフォローしてくれる方は増えません。
そこで、「立ち上げたウェブサイトを早く沢山の方に見て欲しい」という思いが強いのであれば、こちらからフォローするなどアクションしましょう!そうすれば短期間で沢山のユーザーにウェブサイトに導くことが可能になります。
キーワード入札によってトラフィックを稼ぐAdsence広告と近い効果が望めますよ!
また、無造作にたくさんの方をフォローするのも良いですが、フォローしようとしているユーザーのプロフィールや趣味などに、ウェブサイトの趣旨と近いキーワードが存在すれば、なるべくそういった方をフォローしたほうが良いと思います。
その辺りの一工夫で後々質の高いユーザーを獲得できる可能性もあります。
アクセス解析ツールなどを利用して状況を把握しよう!
ウェブサイトの入り口を確保したら、次に1ヶ月~2ヶ月ほど公開したウェブサイトのアクセス状況やユーザーの動向などを確認してみます。
- どのコンテンツにアクセスが集まりやすいか
- どのルートからのアクセスが多いのか
- どういったキーワードでアクセスしているか
- etc
などなど、アクセスしたユーザーの動向が色々な要素から見えてきます。
この要素を元に、ウェブサイトの次の改善策・次のフェーズの下準備を進めます。
このアクセス解析ツールを使ったウェブサイトの分析などについては説明があまりにも長くなりそうなので、「日本の城めぐり」における、実際の1ヶ月~2ヶ月の分析をベースに、後日のブログで説明させて頂きたいと思います。
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