ゲストハウス TontonNobu
京都市左京区
多言語対応と独自性を両立。 ゲストハウス+ツアーガイド事業の魅力を伝えるサイト構築。
ゲストハウス TontonNobu様は、京都の中心地にて、少人数制・プライベート感あふれる宿泊体験を提供する個人経営のゲストハウスです。
加えて、オーナー様が持つフランス語圏での豊富な経験と全国通訳案内士の資格を活かし、独自のツアーガイド事業や北海道での野生動物保護活動にも注力。
宿泊にとどまらないユニークな付加価値を提供しています。
今回は、京都市中小企業デジタル化・DX補助金を活用した新規ホームページ制作のご依頼。
インバウンド需要に対応した多言語展開とオーナー様の活動の魅力発信という明確な方針のもと、短期間での公開を目指して進行したプロジェクトです。
はじめに
TontonNobuは、京都を訪れる国内外の旅行者に「特別な体験」を届けることを目指したゲストハウスです。
オーナー様は、フランス語圏での長年の活動経験を活かし、ゲストハウス運営に加えて、オリジナルのツアーガイド事業も積極的に展開しています。
さらに、NPO法人エトピリカ基金の活動にも参加しており、野鳥観察ツアーなど独自性の高いプログラムを提供しています。
ホームページには、以下の要望がありました:
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インバウンド需要を意識した多言語対応(日本語・英語・特にフランス語)が必須
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ゲストハウスとツアーガイドという2つの事業軸をバランス良く紹介したい
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オーナー様自身でツアープランやお客様の声(レビュー)を簡単に更新したい
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SEO対策を意識したブログによる情報発信を行いたい
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オーナー様のフィードバックを迅速に反映し、短期間で公開したい
課題:多言語・多機能を「簡単に運用」できるサイト設計
今回のサイト制作では、宿泊施設+ツアーガイド事業+NPO活動という広がりを持つ事業内容を、訪問者に分かりやすく整理して伝える構成が求められました。
特に以下の点が課題となりました:
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フランス語圏・英語圏からの訪問者に対応した自然な多言語UI設計
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オーナー様が日常的に更新する必要があるため、管理画面の簡便性が重要
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「ゲストハウスの予約」と「ツアーガイドのお問い合わせ」が明確に区別できる導線設計
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テーマ性のある記事発信が可能な構造(SEO対策強化)
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他の観光サイトとの差別化のため、オーナー様の個性が感じられるサイトデザイン
解決策:WordPressベースで多言語対応と更新性を両立
多言語対応とUI設計
WordPressをベースに多言語プラグインを活用し、日本語・英語・フランス語に完全対応。
ページ単位で翻訳の自由度を確保し、ネイティブ品質の翻訳が運用しやすい構成としています。
言語切り替え時にもデザインが崩れず、一貫性のあるUI/UXを実現しました。
オーナー様主体の情報発信
ツアーガイドプラン/お客様の声(レビュー)は、オーナー様が専用の管理画面から簡単に投稿可能に。
レビューはイニシャル+紹介文形式で表示し、安心感と親しみやすさを演出しています。
SEOを意識したブログ運用
SEO強化のため、ブログ機能の導入を提案・実装。
野鳥観察やNPO活動、フランス語圏観光向け情報など、差別化できる記事コンテンツを発信しやすい構成としています。
デザインと短納期対応
美しく京都らしさを感じれるデザインと、オーナー様の事業の雰囲気を活かすカラー設計を採用。
スマホファーストのデザイン方針で、インバウンド層にもアプローチしやすいサイトに仕上げました。
また、オーナー様の迅速なフィードバックと柔軟なご対応により、約2ヶ月という短期間で公開を実現しました。
さいごに
今回のTontonNobuサイトは、宿泊業・ガイド業・NPO活動という多面的な魅力を、シンプルかつ柔軟に伝えることを重視して制作しました。
特に多言語対応とオーナー様が主体的に運用できるサイト設計という点で、今後の事業展開にも大きな可能性を持つホームページとなっています。
今後、ブログやレビューの更新を通じて、「TontonNobuならではの世界観」をより多くの国内外の旅行者に届けていかれることを期待しています。
弊社としても、引き続き柔軟なサポートでお力添えできればと考えております。