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京都大学 企画部国際交流課様 国際シンポジウム ホームページリニューアル 京都大学 企画部国際交流課様 国際シンポジウム ホームページリニューアル スマートフォン画面

京都大学 国際シンポジウム

京都大学企画部国際交流課

京都市左京区

担当業務
CMS実装 / コーディング / ディレクション / デザイン
サイトURL
https://www.oc.kyoto-u.ac.jp/symposium/

国際的な学術交流の場にふさわしい、 柔軟で洗練された多言語対応サイトを構築

京都大学様が主催する「国際シンポジウム」は、世界中の研究者・教育者が一堂に会し、知の交流を行う重要な国際的イベントです。
この度、ホームページの刷新にあたり、検索エンジン経由で弊社の実績をご覧いただき、ご依頼をいただきました。

多国籍な参加者にとって見やすく分かりやすいサイト構造と、学術イベントにふさわしい上質なデザイン、さらに柔軟な運用性が求められるプロジェクトとなりました。

はじめに

京都大学様は、世界でも高い評価を受ける総合研究大学として、国際的な学術交流にも積極的に取り組んでいます。
その一環で開催される「京都大学 国際シンポジウム」は、各国から著名な学者や研究者が参加する場として知られています。

今回のサイトリニューアルでは、以下のニーズが明確に示されていました。

  • 国別テーマや雰囲気が明確に表現され、視覚的な「違い」が分かるサイトにしたい

  • WordPressの管理画面でデザイン要素も柔軟に変更できるようにしたい

  • 英語対応を含めた多言語運用が求められる

  • 国際的なイベントであるため、情報設計の柔軟性やセキュリティ対策も強化したい

課題:多国籍イベントの「顔」となるサイトに求められた柔軟性と運用性

今回のプロジェクトでは、国際シンポジウムの特性をWebにどう落とし込むかが最大の課題でした。
具体的には以下のポイントが挙げられました。

  • 国ごとの色や写真・ビジュアルを切り替え、それぞれの国らしさを表現したい

  • 国ページ単位で個別のお知らせや情報更新が可能であること

  • 総合トップページ/各国ページ/学内限定情報 など、柔軟な情報出し分けが必要

  • 英語版の内容はネイティブ翻訳ベースで独自に編集できるようにしたい

  • 運用担当者が簡単に操作できるユーザーフレンドリーな管理画面を希望

また、学術的な信頼性とともに、視認性やアクセシビリティを確保するデザイン性も求められていました。

解決策:多国籍対応・高い運用性・洗練されたデザインを実現

国ごとのデザイン切替えを実装

サイト全体はWordPressにて構築。
国別ページにおいては、テーマカラー・画像などを管理画面から簡単に切り替えられる仕様としました。
これにより、イベントのたびに国ごとの雰囲気を自在に表現でき、毎回新しいビジュアル体験をユーザーに提供できます。

柔軟な情報出し分け設計

  • 国ごとのお知らせ投稿機能を実装

  • 学内限定情報はログイン不要で学内IPからのみ閲覧できるよう制御

  • 総合トップページと国別ページでの異なる情報表示にも対応

こうした細やかな情報設計により、複数のターゲット(学内外・各国関係者)に最適化した情報発信が可能となりました。

多言語対応の自由度を確保

  • 多言語対応はWPMLをベースに導入

  • 英語版コンテンツは日本語と同期ではなく、ネイティブ翻訳の自由編集が可能な構成に

  • 言語切り替え時もデザインやレイアウトの統一感を保つ設計に

ユーザーフレンドリーな管理画面構築

  • ブロックエディタの拡張と専用パーツの提供により、HTMLやCSS知識不要で記事作成可能

  • 特に国別設定やお知らせの出し分けは簡単なUIで選択可能な設計を採用

これにより、事務局担当者様が直感的に操作できる運用環境を実現しています。

セキュリティ対策の強化

学内外からアクセスされる公開サイトという特性を踏まえ、WordPressのセキュリティ対策にも配慮。

  • 強固なログイン対策

  • セキュリティプラグインの適切な導入

  • 定期的な更新を見越した運用フローの整備

もあわせて対応いたしました。

さいごに

京都大学 国際シンポジウムサイトは、国際的な学術交流の「顔」となるホームページとして、柔軟な表現力と高度な運用性を両立した構成にリニューアルされました。

国ごとの個性を明確に表現しつつ、多国籍な参加者が迷わず情報を取得できるUXが実現できたことは、大きな成果といえます。
また、事務局様による更新作業の効率化や、学内外への柔軟な情報提供といった実務面でも、非常に高い評価をいただいております。

今後、国際シンポジウムの発展とともに、ホームページもその活動を力強く支えるツールとして活用いただけることを願っております。

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