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京都府 健康福祉部こども・青少年総合対策室様 きょうと子育てピアサポートセンターリニューアル 京都府 健康福祉部こども・青少年総合対策室様 きょうと子育てピアサポートセンターリニューアル スマートフォン画面

きょうと子育てピアサポートセンター

京都府 健康福祉部こども・青少年総合対策室

担当業務
CMS実装 / コーディング / ディレクション / デザイン
サイトURL
https://kyoto-kosodatepia.jp/

子育てに寄り添う"京都府公式ガイド"。 見やすく、迷わず、必要な情報が届くポータルサイトへ。

子育ては一人ひとりの家庭にとってかけがえのない営みでありながら、悩みや孤立感を抱えることも少なくありません。
京都府は、妊娠期から出産・子育て期までを包括的に支援する「きょうと子育てピアサポートセンター」を平成28年に設置。

この取り組みを広く府民に届ける情報ポータルサイトも重要な役割を担ってきましたが、今回、よりユーザビリティの高いサイトへのリニューアルを図ることとなり、弊社が制作業務を担当いたしました。

課題:情報過多と回遊性の低さをどう解消するか

従来のサイトはWordPressで構築されていたものの、年月とともに掲載コンテンツが肥大化。

子育て世代が「知りたいときに、すぐたどり着けるサイト」にするためには、次のような課題がありました:

  • ページ数やカテゴリの複雑化により、情報が探しにくい

  • スマートフォン閲覧に最適化されていない部分がある

  • 子育て支援事業者向け情報と保護者向け情報が混在

  • 子育て世代に響く色使いやデザイン表現の見直しが必要

また、府民だけでなく、支援事業者や行政職員も利用するサイトであることから、多様なユーザーがそれぞれの目的に応じて快適に利用できる設計が求められました。

ユーザーのライフステージや立場に応じたメニュー設計とデザイン刷新による回遊性向上

情報構造の見直しにあたっては、ユーザーが自分のライフステージや立場に応じた情報に自然と導かれるよう、階層構造とメニュー設計を再構築しました。

また、デザイン面では、子育て世代に親しみやすい配色を採用し、府の公式性を保ちつつもやわらかな雰囲気を醸成。子育て関連情報にありがちな"お堅さ"や"情報過多"を避け、読みやすく整理されたビジュアル表現を実現しています。

スマートフォンやタブレットでの閲覧も想定し、主要な情報への導線はファーストビューから直感的に操作できるデザインに刷新しました。

サイト運営支援:常駐スタッフによる広報・運営業務もサポート

サイトリニューアル後は、センターの運営業務にも弊社から常駐スタッフを配属。
広報活動の支援や子育て支援事業者の情報収集、掲載コンテンツの更新管理など、Web運用の現場でも積極的に支援しています。

情報サイトは「作って終わり」ではなく、「育て続けていくこと」が重要であるため、今後のサイト成長に寄り添った柔軟な運用体制を構築しています。

さいごに

「きょうと子育てピアサポートセンター」は、子育て中の保護者はもちろん、子育てを支える事業者や関係機関の方々にとっても、日々の活動に役立つ情報基盤です。

今回のリニューアルでは、単なるUI/UX改善にとどまらず、"支援のしくみ全体が見えるサイト"としての価値を高めることを意識しました。

これからも京都府様・センター職員様と協力しながら、利用者の声やニーズに応じたさらなる改善を積み重ねていきたいと考えています。

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