社会福祉法人くじら
長崎県大村市
「くじら」ブランドを全国へ、そして未来へ。 法人理念と事業スケールを伝える、統合型コーポレートサイトを構築。
社会福祉法人くじら様のコーポレートサイトを全面リニューアル。
新たに策定された法人ブランドロゴを軸に、法人理念や事業スケールをより魅力的に発信できるウェブサイトを実現しました。
全国展開する 38園の保育園サイト群との連携や、RestAPIを活用した運営施設情報の動的生成・検索機能の実装、
さらに法人ブログ記事の多拠点同期配信といった高度なCMS連携にも対応。
単なる情報掲載サイトではなく、「くじら」ブランドの価値と一貫性を強化する中核的なWebプラットフォームとなっています。
はじめに
社会福祉法人くじら様は、全国で 38園以上の保育園・児童施設を運営し、
「子どものありのままを受け止め育む」という理念のもと、多様な保育実践を展開されています。
この法人活動の中核を担うコーポレートサイトは、法人の顔として、
理念や信頼性をしっかりと外部に発信する役割が求められる重要な存在です。
今回、新たに策定されたブランドロゴの活用とあわせて、法人としての「統一感ある情報発信」と、
全国の運営施設とのシームレスなデータ連携・サイト構造の最適化を実現すべく、全面リニューアルをご依頼いただきました。
課題:法人ブランドと全国拠点の情報を「一気通貫」で発信する仕組みづくり
今回のリニューアルでは、以下のような複合的な課題がありました:
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法人新ブランドロゴを活かしたデザイン刷新
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法人の理念・活動内容・運営基盤・事業実績をわかりやすく発信
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全国の運営施設情報(各保育園)をマルチサイトと連携し、動的に掲載・検索可能にしたい
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法人ブログ記事を各園サイトにも同期配信し、情報発信力を強化
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保護者・採用希望者・行政・地域社会など多様なステークホルダーに対応した導線設計
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スマートフォンでも快適に閲覧・操作できるUI/UX
法人としてのメッセージ力と、現場からの情報発信をつなぐ「一気通貫の情報基盤」が求められるプロジェクトでした。
解決策:ブランド価値を高めるデザインと高度なCMS連携を実現
デザイン面では、法人新ロゴを活かし、「くじら」らしいやわらかさ・安心感とともに、
法人としての信頼性・社会的意義がしっかりと伝わるトーンを追求。
サイト構成は、法人理念、活動紹介、採用情報、法人沿革、事業エリアなどを整理し、
多様なターゲットがスムーズに情報にアクセスできる明快な情報設計としました。
運営施設一覧は、弊社が構築した WordPressマルチサイト環境との連携を前提に、
RestAPIを活用して各園サイトの情報を動的に取得・生成。
これにより、本部サイトから最新の園情報が自動更新・検索可能な形で表示され、
法人全体の一体感と情報の正確性を高めています。
さらに、法人サイトで公開したブログ記事は、各園サイトにも同期配信される仕組みを構築。
法人広報活動と現場発信を有機的に連動させる情報発信体制を実現しました。
CMSはWordPressベースで、法人本部職員様が直感的に更新可能な管理画面を整備。
多拠点・多デバイス対応も考慮し、スマートフォンでの閲覧快適性にも細部まで配慮しています。
さいごに
社会福祉法人くじら様のコーポレートサイトは、今や単なる情報掲示の場ではなく、
法人ブランド価値を高め、全国の運営施設と一体となって発信力を強化するプラットフォームとなりました。
今回のリニューアルにより、全国規模の事業活動を「ひとつのストーリー」として可視化することが可能となり、
くじらブランドの未来に向けた情報基盤の整備に貢献できたことを、弊社としても大変嬉しく思っています。
今後も、法人様の成長とともにこのサイトがさらなる進化を遂げ、
子どもたちの育ちを支える「くじら」ブランドの理念が、より多くの方に届いていくことを願っています。