京都で実績豊富なホームページ・WEB制作会社 株式会社リアライズ

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京都経済センター支所

公益財団法人京都産業21

京都市下京区

担当業務
CMS実装 / コーディング / ディレクション / デザイン / 企画提案・プランニング
サイトURL
https://www.ki21.jp/kkc/

施設運営と起業支援を両立するための、 地域経済のハブとしての入り口となるホームページを開設

京都の産業支援を牽引する公益財団法人京都産業21。その中核機能のひとつとして、2024年に新たに設立されたのが京都経済センター支所です。
この支所では、京都市内中心部に位置する京都経済センタービル内で、スタートアップ支援、中小企業の成長促進、貸会議室・事務所の管理運営、さらには次世代人材育成のための研修事業など、幅広い経済支援活動が展開されています。

そんな多機能かつ戦略的な拠点にふさわしいホームページとして、支所の存在意義や提供価値を「わかりやすく」「信頼感をもって」伝えることを目的に、本サイト制作がスタートしました。

ご相談の背景:施設開設と同時に"分かりやすさ"が求められたWeb戦略

本案件は、Webの要件が固まる前段階から、企画・設計を提案する必要があり、当初は支所の活動内容や事業範囲も"これから形づくられていく"という段階でした。

そのため、私たちは「単なるWeb制作」ではなく、「施設機能そのものを視覚化する」ことから始めました。
スタートアップ支援や研修事業など、支所が担う多様な機能を構造的に整理し、ユーザーにとって"何ができる場所なのか"がひと目でわかるサイト構成を目指しました。

制作のポイント:ビジネス視点とユーザビリティの両立

京都市中心部という立地や、スタートアップ・経営者・支援者といったビジネス層をターゲットにしている点から、信頼感・機能性・視認性を重視したデザインを採用しました。

制作上の主な工夫点:

  • 白・茶・グレーを基調とした落ち着いたカラートーン

  • 情報を探しやすい縦型グリッドレイアウト

  • 「支援事業」「貸室案内」「研修情報」などをカテゴリ別に明確化

  • PC・スマホ両対応のレスポンシブ設計

  • アクセスの多い「お知らせ」「イベント」「お申し込みフォーム」への導線を整理

ユーザーが「施設の使い方」「参加できるプログラム」「相談窓口の案内」などを短時間で把握できるよう、構造的かつ直感的な設計に注力しました。

WordPress導入による情報更新と運用性の最適化

施設の性質上、イベントや研修、空室情報の告知・更新が頻繁に発生します。
そのため、CMSにはWordPressを導入し、以下のような更新作業を管理画面から誰でも簡単に行えるよう構築しました:

  • お知らせ(イベント・講座・セミナーの案内)

  • スタートアップ支援、人材育成講座

これにより、専任のWeb担当者がいなくても、各事業の担当者がスピーディかつ正確に情報を発信できる環境が整いました。

さいごに:地域経済のハブとして、Webも進化し続ける拠点に

京都産業21 京都経済センター支所の開設は、スタートアップや中小企業、そして未来を担う人材を支える地域経済のハブとしての大きな節目となりました。
その入り口となるホームページが、関係者・事業者・市民との出会いをつなぎ、日々情報を届け続ける存在となれるよう、設計・構築に取り組ませていただきました。

今後も、運営体制の変化や支援内容の拡充に応じて、サイト自体が柔軟に対応できるよう、拡張性を持たせた構造としています。
"支援する側を支える"視点をもって、これからも価値あるデジタル支援に寄与できれば幸いです。

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