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WordPressの脆弱性に悩む今、セキュリティリスクを断つ静的CMS移行のタイミングです。
弊社はMovable Typeをおすすめしています

WEB制作 Movable Type

2026年7月、WordPress本体に深刻度「緊急」の脆弱性が見つかり、公式から緊急のアップデートが公開されました。
管理者権限を持たない第三者が、認証なしにサーバー上で任意のコードを実行できてしまうという内容で、実際に不審なユーザーの改ざんの痕跡が相次いで見つかっており、実被害に発展したケースも報告されています。

参考データ:
WordPressの脆弱性対策について(CVE-2026-60137、CVE-2026-63030:wp2shell):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
WordPress Core の未認証RCEチェーン「wp2shell」への攻撃検知が急増 ── 公表当日に前日比277倍、9日間で累計約195万件を検知:株式会社サイバーセキュリティクラウド

WordPressは世界で最も使われているCMSであり、こうした緊急度の高い脆弱性は今回が初めてではなく、今後も繰り返し起こります
そのたびにアップデートの適用状況を確認し、対応に追われ続けています。この対応コストは、CMSの仕組みそのものに原因があります。

弊社リアライズは、Movable Typeの開発元であるシックス・アパート株式会社の公式パートナー制度「ProNet」に加盟し、長年Movable Typeの構築を手がけてきました。
近年、弊社の制作案件ではMovable Typeを筆頭に静的CMSの構築実績が増えています。
今回のような動的CMSの脆弱性問題が続く中CMS選びを見直し、Movable Typeを検討していただくいい機会では?と考え、記事を書くことにしました。


※以前書いた記事、「Movable TypeとWordPress、どちらを選ぶべき?」も、ぜひあわせて読んでみてください。


動的生成CMSと静的生成CMSの違い

WordPressは動的生成のCMSで、訪問者がページを開くたびに、サーバー上でプログラムが実行され、データベースから内容を取り出してページを組み立てます。
公開中のサイトそのものが、常にプログラムの実行環境として稼働し続けているということです。
今回のような脆弱性が発見されると、この実行環境が攻撃の入り口になります。

Movable Typeは、静的生成のCMSです。
記事を公開すると、その時点でHTMLファイルが生成され、サーバー上に保存されます。
訪問者がページを開くときは、保存されたHTMLファイルがそのまま表示されるだけで、プログラムの実行もデータベースへの問い合わせも発生しません。これが「静的生成」です。

静的に生成されたサイトは、公開されているのが静的HTMLファイルであるため、WordPressの脆弱性のような、実行環境を狙った攻撃がそもそも成立しません。
管理画面と公開サーバーを別々に分ける構成も取れるため、万一管理画面側に問題が起きても、公開中のサイトへの直接の影響を抑えられます。
加えて、訪問者ごとにプログラムを実行する必要がないため、サーバーへの負荷が小さく、アクセスが急増する場面でも表示速度が落ちにくいというメリットもあります。

Movable Typeは国内5万サイト以上で導入されており、官公庁・自治体・大学・大企業など、長期的な安定運用を求められる組織で広く採用されています。

Movable Typeの投稿編集画面
Movable Type(ムーバブルタイプ)

リアライズがおすすめするMovable Type製品

Movable Typeには複数の提供形態がありますが、弊社がおすすめしているのは、ソフトウェア版とMovableType.netの2つです。

ソフトウェア版

自社で用意したサーバーにインストールして使う、ライセンス買い切り型です。ライセンス価格は120,000円(税抜、初年度メンテナンス含む、次年度以降は年間40,000円※2026年8月時点)で、30日間の無料トライアルも用意されています。

カスタムフィールドの作成数や、アカウント数の制限がなく、必要に応じてプラグインを追加できるため、ある程度のカスタマイズが可能です。
利用するプラグインは案件ごとの要件によって変わりますが、リアライズではjQueryベースの拡張プラグイン「MTAppJquery」を活用しています。
ワークフロー機能やステージング機能、上位版のMovable Type Advancedなどの、ライセンス本体とは別に費用が発生する有料オプションもあります。
必要な機能がある場合は、見積もり時にあわせてご相談ください。

買い切りの機能で充分、という場合はソフトウェア版をおすすめします。

MovableType.net

登録してすぐに使えるウェブサービス型です。
料金は月額3,500円〜(税抜、年間契約なら35,000円〜※2026年8月時点)で、サイトごとに14日間の無料トライアルが利用できます。
サーバー代、サーバー管理、セキュリティ対策、CMS、技術サポートがすべて料金に含まれており、追加でサーバーを用意する必要はありません。

ソフトウェア版との大きな違いは、記事を公開する際の再構築(HTML書き出し)が不要で、更新するとすぐに反映されます。
CMSだけでなくOSやミドルウェアを含むサーバー管理・セキュリティ対策まで、すべてシックス・アパートが担います。
脆弱性対応やメンテナンス作業から解放されるため、サイト運用や情報発信そのものに専念できるのがおすすめポイントです。

機能面も充実しています。
公開サイトに影響を与えずに事前確認できるステージング環境、あらかじめ設定した箇所をノーコードで編集できるかんたんデザイン編集、要素ごとに組み立てられるブロックエディタ、公開前にページを関係者と共有できる共有プレビュー、外部関係者にも承認を依頼できるワークフロー機能などが標準搭載されています。
お問い合わせフォームもアクセシビリティ規格(JIS X 8341-3、WCAG 2.2)に対応しており、官公庁サイトでの利用にも配慮された作りです。
プランはアクセス規模に応じて柔軟に変更できるため、小規模な立ち上げから将来的な成長まで、同じ基盤で対応できます。

社内にサーバー管理の担当者を置かず、プラグインなどの追加コストもかけずに、標準機能だけで安全なサイトを運用したい企業には、MovableType.netをおすすめします。

何を選ぶべきか迷う場合も、弊社が構築実績をもとにお客様の状況をヒアリングした上でご提案します。

導入前に検討していただきたいこと

Movable Typeは、WordPressほど巨大なプラグインエコシステムを持っているわけではなく、機能拡張やカスタマイズの自由度という点では、WordPressに軍配が上がる場面もあります。
実現したい機能がある場合は、それがMovable Typeで対応可能かどうかを、要件定義の段階で確認することをおすすめします。


WordPressの脆弱性で攻撃を受け困っている企業様へ、静的CMSをおすすめします

ぜひ今この機会に、コーポレートサイトのCMSを見直してはどうでしょうか?

リアライズでは多数のMovable Typeの構築実績をもとに、お客様に合った導入をご提案しています。
WordPressからの移行、別CMSでの新規のサイト制作、お気軽にご相談ください。